今回ご紹介するのはビンテージリーバイス505モデル 66前期です。
今回のリバース505モデルはこれまでご紹介したリーバイス505の中で1番面白いディテールの多い個体でした。
正面
正面拡大
ビンテージの荒い色落ちです。
この後、均等に色が落ちてしまう染料に変わります。
もっと接近
近くにするとより荒い色落ちが確認できます。
赤耳(レッドライン)
505の赤耳は505全体の10分の1だと言われています。
赤耳は珍しいです。
裾はオリジナルチェーンステッチ。
裾拡大
裾拡大2
裾のアタリが綺麗です。
後ろ姿
赤タブ
いつもの逆に見えますが折曲がっているだけです。
後ろ姿拡大
シングルステッチ
観るとシングルステッチの色がイエローでした。
珍しいです。
トップボタン裏
かなりユニークなディテールですが『16』ではなく『5』です。
謎です。
コインポケット裏
66モデル前期のコインポケット裏に赤耳付きは大変珍しいです。
ジッパーとその横の生地の色
『TALON42』は505ビッグE後期〜ハチマルモデル最初期迄使用されていました。
珍しいのがそのジッパー横の生地の色です。
以前ご紹介した505 濃紺66前期モデル(トップボタン裏『16』)のジッパー横の生地は紺色でした。
もしかすると505の66前期の赤耳と繋がりがあるのかも知れません。
内タグとその上のステッチの糸の色
内タグ情報
・W36 L32
・洗濯の注意事項説明
・1975年製造(本当は月も判別できますが今回は擦れてて読み取れませんでした。)
・トップボタン裏は『5』
・リーバイス505モデル
ここ迄が内タグから読み取れます。
内タグの上のステッチ糸がピンクです。
珍しいです。
裏フロント拡大
ジッパーのステッチ糸の色を観るとここもピンク色です。
裏リベット
観るといつもより少しフォントとサイズが小さいです。
以前にも501の66モデルにもあったディテールです。
その時も大変珍しいディテールダラケでした。