シアーズの刺繍タタキタグ、カモフラージュジャケットです。
1960年代のカモフラージュジャケットだろうと思っていましたが調べてみると1950年代の更に古いジャケットでした。
迷彩柄にも様々な模様がありこちらはフロッグスキン又はダックハンターカモと言います。
迷彩の起源は意外と新しく1914年フランスの画家とデザイナーで作り、フランス軍に採用されました。そして1944年にはアメリカ軍も初めて採用しましたがある戦争でドイツ軍と間違えられて誤射が相次ぎ、陸軍のダッグハンターカモは直ぐに回収されてしまいます。
大戦後、様々なメーカーがダッグハンターカモをハンティング用として採用しました。
そんな時代の逸品です。
シアーズにこんな『ACTIVE Sportswear』というブランドがあった事も初めて知りました。
このジャケットの特徴は2つあります。
1つ目
ポケットにあります。
ボタンが付いていないですが
フタは付いています。
また、少しだけ下側が膨れたような作りになっているのも可愛い仕様です。
2つ目
このようなジャケットはボタンが4つ〜5つ付いている物が多いですがこちらは3つだけしか付いていない仕様です。
形が素晴らしいです。
袖口
状態良好
ボタン
このボタンに類似しているのが、1950年代アメリカ軍ユーティリティシャツに付いているボタン
※1950年代〜1960年代に流通していた肉厚なシャツです。