前回、フォアモストの同モデルがあまりにもカッコイイので今回も発掘してきました。
これがまた同モデルの筈がディテールがかなり違います。
もしかすると前期タイプと後期タイプのような違いがあるのかもしれません。
それではご紹介したいと思います。
ビンテージデニムらしい濃淡のある色落ちをしております。
天然インディゴがちゃんと残っています。
今回のタイプはリベットが刻印無しタイプです。
トップボタンはこちら。
文字のまわりにボツボツの突起があります。
内タグ表
100%コットンのタグに『PENNEY'S』と入ります。
内タグ裏
品番でしょうか、『VDR.NO 995』と入ります。
ジッパー表
ジッパーは『TALON』を使用。
このタロンジップの『O』の形が1950年代の特徴です。
ジッパー下の穴が横型長方形なのも特徴です。
ジッパー裏
片ヅメ仕様は1950年代迄の特徴であります。
耳は黄耳仕様です。
裾はネイビーチェーンステッチ。
股下のホツレもなし。
後ろ姿もいい雰囲気です。
今回の目玉ディテールがこちら。
よく見てください、ベルトループの2本だけバッドダイ(VATDYE)生地なんです。
こちらはデニム生地。
もしかするとバッドダイ生地だけ後から付けたのではと思いましたがベルトループデニム生地の縫製糸と経年劣化の擦れ方も含めて同年代なので、最初からこの仕様だった筈です。
トップボタン裏『M』
タグは同じですがディテールに違いがあり面白いので次回徹底比較してみたいと思います。