入手困難度☆☆☆
タタキタグ初期タイプはこちらを合わせて3着目の入手です。
なかなか値段もお高い為、納得のものに出会えていませんでしたが今回格安でそこそこ状態良好なものを発見しました。
これまで入手したタタキタグ初期タイプのタグは欠損したものか片方が取れたものでしたが今回は完全に付いたものになります。
それだけ取れやすい事がわかります。
先ずはシルエットからご説明します。
これだけ連日リバースウィーブを撮影していると誰も気付かないような事が気づくようになります。
タタキタグ初期タイプのオートミール仕様のシルエットと刺繍タグ期のシルエットは類似しています。
身幅は少しタイトルで着丈は気持ち長めが特徴です。
タタキタグ中期タイプになると着丈は短くなり身幅が広くなるいわゆるボックスタイプになります。
※あくまでこれまでの所有したものからの考察なのでご参考程度にお願いします。
タタキタグ初期タイプの首リブはダメージなりやすいですが今回のものはノーダメージでした。
生地もまだまだしっかりしています。
ピンホールさえありません。
ちなみに復刻のタタキタグ初期タイプはタグが首リブの下から縫われていますが、オリジナルは画像のように首リブにもかかった状態で縫われています。
単色タグ後期タイプ迄続く胴筒仕様の腰リブです。
極稀にトリコタグ初期タイプにも胴筒仕様は存在します。
これまで2着発見しています。
胴筒仕様
※腰リブに継ぎ目がありません。
激レアです。
トリコタグ前期タイプ。
タタキタグ初期タイプはサイドステッチがダブルステッチです。
これ以降、サイドステッチは4本糸仕様になるのでタグが欠損している場合はこちらをみるとタタキタグ初期タイプかそれ以降かの判断材料になります。
タタキタグ初期タイプの袖リブノーダメージは奇跡的です。
やはり刺繍タグのシルエットに似ています。
生地はオートミールです。
この生地感はタタキタグ初期タイプならではです。
モチモチしています。
タグは通称『タタキタグ』初期タイプです。
生地配合率
100%コットン
アメリカ製ですが共に表記はありません。
最近、気づいたのですがタタキタグ初期タイプにも4パターンあります。
①100%コットン表記のみ
②MADE IN USA表記のみ
③100%コットン表記、MADE IN USA表記共にあり
④100%コットン表記、MADE IN USA表記共になし
今回のタタキタグ初期タイプの中では④に該当します。
どうやらタグ自体の生地もタタキタグ初期タイプの中で相違がありそうです。(コットンかレーヨン)
こちらは入手したら改めて比較してみたいと思います。
通説的には表記が無いもの程、古い傾向から考察すると、今回のタタキタグ初期タイプの中でも④は最初期となるのでは無いでしょうか。
そう考えると少し嬉しくなりますね。
ちなみに以前ご紹介したタタキタグ初期タイプもタタキタグ初期タイプ④でした。
こちらもやはりタグの生地はコットンでした。
①〜③はレーヨンなのでしょうか。
まだまだタタキタグは入手自体が困難な為、分からない事が多いですがまた、発掘次第ご紹介しながら考察していきたいと思います。
タタキタグ初期タイプをお持ちの方はよろしければタタキタグ初期タイプの中でもどれに該当するか見るのも面白いと思います。
楽しいご紹介でした。