久しぶりに赤耳モデルのデッドストックを発掘しました。
サイズは『W33×L31』とまさにゴールデンサイズです。
フロント
shrink to fit(未洗い)なのであの硬さがあります。
サイズの詳細はこちら↓
ウエスト平置き41cm
総丈104cm
股上30.5cm
股下75cm
裾幅21cm
ワタリ31.5cm
多くの人に当てはまるサイズ感です。
バック
後ろ姿が大変カッコイイです。
赤タブはスタンプ仕様です。
赤耳モデル〜ハチマルモデルまでのディテールです。
前にも書いた気もしますがスタンプ仕様は長いリーバイス501赤タブの歴史で唯一この時期のみにあり、ある意味貴重な存在(スタンプなので履いているうちに薄くなったり、消えたりする)です。
あと数十年後に言われてるかもしれません。
紙パッチのCARE〜スタンプは66モデル前期タイプ〜ハチマルモデルまでのディテールです。
カッコイイものは1発で決まります。
そんな1着です。
赤耳が付く最後のモデルの赤耳です。
裾はオリジナルチェーンステッチです。
内タグ
W33×L31
洗濯時の収縮率は10%。
今回珍品と記載したのはこちらを見てです。
『8 0 6』
赤耳モデルは通説では1982年〜となっておりますが、今回の赤耳モデルは1980年8月なんです。
66モデル後期が1981年迄と言われているので内タグを基に考察すると赤耳モデルなのに明らかに年代だけみると66モデル後期なんです。
しかも『8 0 6』
の右の数字は6です。
通説ではトップボタン裏の数字と言われていますがこちらは『無刻印』でした。↓
裏のリベットも赤耳モデルでは無く66モデル迄のリベットでした。
赤耳モデルのリベットはこちら↓
本来はリベットの周りに輪がかかっています。
こちらが赤耳モデルのリベットです。
バックポケットは黒カンヌキ仕様。
赤耳モデル移行期のハチマルモデルにも稀に付くディテールです。
デッドストックなのでリベットもピッカピカです。
最後に
こちらのデッドストックリーバイス501赤耳モデルは限りなく66モデル後期に近い年代に製造された移行期モデルと分かりました。
ディテールが混在した面白い個体でした。