
ビンテージパーカーは小さいものが多いなかこちらはサイズ大きめです。
しかも3段アーチカプセルナンバー『21』と良いデザインが入ります。
大変カッコイイです。
それではご紹介したいと思います。

モチモチした1960年代によくある生地感です。
霜降りグレーボディです。
黒が多めです。

フードの入り口はこちらも1960年代のパーカーによくみる分厚い生地を重ねて縫製されています。
おそらく、ビンテージスウェットの首リブに使用する生地をフード入り口に使っています。
ビンテージパーカーにはたまにあります。

ポケットは左右不均等で、ポケット入り口には当て布で補強されています。
リペアではなく初めからです。

1960年代頃のフードの付け根は内縫仕様が多くあります。

1970年代に入るとこのようなフード入り口のリブは消滅します。
このディテールがあるだけで1960年代以前だと分かります。


袖と裾のリブはボディとは違う生地を使用しています。

こちらも。

おそらく当時はフロッキープリントだったかと思われます。

『LOCK PORT WEST』
ニューヨーク州 ロックポートの学校。
デザインが秀逸です。
カッコイイです。

腕とボディの付け根(繋ぎ目)です。
あまり見ない繋ぎ目で4本針と内縫仕様の合作です。

腰リブは胴筒仕様です。

霜降りグレーでも黒多めです。
ポケットの入り口ノーダメージ。

こちらも。

リブも概ね良好です。


身幅があり着丈短めのボックス型シルエットが最高です。
カッコイイ。


腰リブとボディの繋ぎ目。

フードは小さめです。

久しぶりに素晴らしいビンテージパーカーを発掘しました。
しかも大きめサイズが最高です。
実寸
着丈60cm
身幅61cm
肩幅58.5cm
袖丈52cm