今回は卸で発掘したビンテージウールニットをご紹介したいと思います。
こんな貴重なデッドストックを格安で譲って下さる卸屋さんに感謝です。
デッドストックなのでいつも以上に腹巻き腰リブがキュッと収縮しており、バランス良く写真に収めたかったのですがなかなか難しいですね。
古いビンテージニットならではの首周りのディテールです。
ボートネック仕様。
とにかくリブが長いです。
袖リブは折り曲げて着る方が多いので大半は折り曲げ跡が付いていますがこちらはその形跡すらありません。
腰リブ(通称:腹巻きリブ)
長いですね。
この様にも撮りました。
今から約75年前のものです。
もちろん袖リブもピンピン。
大変上質な目の詰まったウール地が良いです。
未だレジスターマーク『®️』の付かない時代のタグなので1950年代以前だとわかります。
後ろ姿がこちら。
ボルドーカラーがカッコイイです。
セットインスリーブだと思われがちですが、よーく観ると途中から繋ぎ目がありません。
このディテールは古いタイプにしかないです。
以前、何枚も同様のビンテージニットをご紹介していますが、同じように繋ぎ目がありませんでした。
畳むともちもち感がより伝わるかと思います。
これで無地ビンテージニットをボルドー、黒、ネイビー、緑と4色集めました。
ビンテージニットの世界も奥が深いのでこれからも集めてみます。