素晴らしい1950年代のビンテージデニムパンツオリジナルを入手しました。
ゴールデンサイズでワンウォッシュなスペシャルです。
しかも以前からデニムの生地感、色落ちの良さ、シルエットの良さで大好評な『FOREMOST』です。
レコードもそうですが、探し続けているといつか見つかるんです。
それではじっくりとご紹介していきたいと思います。
先ずは後ろの全体像から。
1950年代らしく1940年代と違い、裾に向かい若干テーパードがかったシルエットです。
これは同時代のリーバイス501にも同じ事が言えます。
黒々しく天然インディゴのあの匂いをしっかりと感じ取れます。
使用していないのでサイズの記載タグまで未だ付いています。
リーバイス505のバックポケットのような形状のポケットです。
このタグが付いているだけでも価値があります。
実寸
W33 L31
ウエスト平置き41.5cm
総丈110cm
股上34cm
股下79cm
裾幅21.5cm
ワタリ32cm
こちらの塩ビパッチは取れやすい事でも有名ですが、こちらはホツレ、欠けることなく付いています。
履き出したら、直ぐ破れるだろうなぁ。
儚さも感じます。
自然光で撮っていますが、このインディゴの濃い色合い、堪りません。
当たり前ですが裾のアタリさえありません。
裾はチェーンステッチなので良い具合に縮れて良いアタリが期待できそうです。
珍しく、片耳仕様でここしか耳が付いていません。
初見です。
正面
バランス良いシルエットです。
フロントにはリベットが4つ確認出来ます。
拡大してみると、リベットには『JC.P.CO.』と刻印が入っていました。
同年代のFOREMOSTデニムパンツには、厳格な仕様書が無かったのか、様々なディテールが存在します。
こちらを合わせて4本所有していますが、ジッパーは今のところ『TALON』、『GRIPPER ZIPPER』と2種類あることが分かっています。
トップボタンはスナップボタン仕様でした。
トップボタンもスナップボタンとボタンホールがあるボタンの2種類が存在します。
こちらは片ヅメタロンジッパーでした。
ピッカピカです。
こちらを合わせて4本所有していますが、ジッパーは今のところ『TALON』、『GRIPPER ZIPPER』と2種類あることが分かっています。
片ヅメ仕様
リベット裏は銅製で『10』と刻印が入ります。
全て『10』の刻印入り。
嬉しいポイントとして、ベルトループ裏に耳が付いていました。
こちらの方が分かりやすいです。
正直、1950年代のリーバイス501の55モデルオリジナルは価格が高騰してしまい手が出せないのですがFOREMOSTであればなんとか入手出来ます。
但し、昨今、この辺も著しく値上がりしているので買うなら今だと思います。
この辺は生地もヘビーオンスですし、色落ちも良いし、シルエットもカッコイイので今後、間違いなく再評価され更に入手困難になりそうです。
独り言でした。
このような素晴らしいビンテージデニムを譲っていただきありがとうございます。
これからもビンテージデニムを探してきます。