入手困難度☆☆☆
今回ご紹介するのは、チャンピオンリバースウィーブの中でも希少種とされるトリコタグ前期タイプのパーカーオリジナルです。
ディテールは限りなく単色タグ期に近いことから過渡期モデルだと思います。
それではご紹介していきます。
これまで幾つものミシガンのカレッジものを見てきましたが、こちらの書体は初めてです。
過去のミシガン大のリバースウィーブはこちら↓
トリコタグ期
トリコタグ期
刺繍タグ期
トリコタグ期
刺繍タグ期
トリコタグ期
刺繍タグ期
こちらの↑個体は全て文字先が膨らむ書体です。
今回の個体はこちら↓
もしかするとトリコタグ以降は文字先が膨らむ書体に変更したのかもしれません。
そしてこちらは単色タグ期からの過渡期モデルなので単色タグ期の頃の書体かと思われます。
単色タグ期のミシガンが1着あったのでそれと比較するとこちらに書体は近い気がします。
単色タグ期
プリントカラーはダークネイビーで限り無くブラックに近いネイビーがカッコイイです。
フードが小さめなのが分かると思います。
このディテールは単色タグ期からトリコタグ前期までのディテールです。
※極稀にトリコタグ中期タイプでもフード小さめは存在します。
首元のホツレ、破れ、ダメージ等、一切ありません。
ハトメはこの時期のみの『デカハトメ』仕様。
このハトメなだけでテンションが上がる病です。
色合いはグレーでもトリコタグ期のグレーではなく、単色タグ後期タイプと同じグレーをしています。
少し黒糸が多いグレーです。
ポケットの付け根もノーダメージ。
こちらも。
ベタっとしたラバープリント。
ミシガン大では珍しい書体。
こっちの方が個人的に好きです。
伸びていないリブ。
あまり知られていないですが、トリコタグ前期タイプには極稀に単色タグ期までのディテールが残されている個体が存在します、こちらの腰リブをご覧ください、接続部がない『胴筒仕様』です。
これまで1000着くらい見てきましたが2着目です。
ごく僅かですが存在します。
お手持ちのトリコタグ前期タイプをご覧下さい。
これはレアです。
未だ毛羽立ちもある袖リブです。
おそらく殆ど使用していない筈です。
タグは通称『トリコタグ前期タイプ』です。
生地配合率
82%コットン12%アクリル6%レーヨン
単色タグ後期タイプとトリコタグ前期タイプのグレーボディにしか存在しない配合率です。
※極稀にトリコタグ中期タイプにもこの配合率が使われている事があります。
トリコタグ前期タイプのみトリコタグの中で裏に『MADE IN USA』が入ります。
トリコタグ期は腰リブが少しラウンドしているのも特徴です。
畳んでもオーラが漲っています。
素晴らしい珍品トリコタグ前期タイプでした。