ビンテージスウェットパンツ第2弾はこちらです。
ラッセルアスレチックの金タグ前期タイプです。
金タグ前期のスウェットは未だ比較的見つけることができますが、パンツとなると100枚に1枚程度の確率くらいしか見つからないと思います。
それではご紹介していきたいと思います。
この太めのシルエット、良いですね。
よく見ると、タグは何故か表に付いています。
もしかすると、出現率の低さはここにあるかもしれません。
購入時にタグを取ってしまっているため、ラッセルアスレチックの金タグ前期のスウェットパンツ自体は存在はしますが、特定できない可能性があります。
未だしっかりゴムも生きています。
どうして外側にタグを付けたのでしょうか。
内側だとタグが邪魔になるからでしょうか。
謎です。
しかしながら黒多めのごま塩ボディカラーが堪らないです。
生地の厚さもそこそこあります。
タグは通称『金タグ』前期タイプです。
前期タイプの中でも『Russell Mills』表記なのでより早い方だとわかります。
金タグ前期タイプにも2パターンあり、後期は『Russell Corp』に変わります。
細かい違いですが、これで後か先か分かります。
タグ裏を見ると
生地配合率
75%コットン15%ポリエステル10%レーヨン
金タグ前期タイプの中でも生地配合率は幾つかあり、こちらは75%コットンとコットン配合が高い為、古く、生地の良さも良い部類になります。
生地の厚さもそこそこと言ったのはこの生地配合率が関係しています。
ウエストにはゴムが使われておらず、紐で縛る仕様です。
ステッチの観点から考察すると、今回のパンツは全て4本針仕様でしたのでスウェットも全て4本針仕様だった筈です。
おそらく年代は1960年代後半から1970年代初頭かと推測します。
股下の仕様はあまり見たことのない縫製です。
こちらが後ろからの画像です。
ビンテージスウェットパンツの人気も間違いなく以前よりもあるので、見つけた時が買い時かと思います。
ビンテージスウェットパンツでした。
これからも良いビンテージスウェットパンツを手に入れたらご紹介したいと思います。