
入手困難度☆☆☆☆
もう一度言います。
遂にRIVAGE / SITTI'N ON ITを入手しました。
当時、手放した後に、後悔したトップ5の1つです。
しかも当時所有していた盤よりも美品です。
シュリンクも残っているのは、コレクターにとっては嬉しい限りです。
シュリンクに「大きなポスター付き」とシールが貼ってある事も初めて知りました。
ジャケットも秀逸で、唯一無二なデザインです。

捨て曲無く、通して聴けるアルバムです。
Side 1
1. Sha-Na-Na
作曲: L. Harrison, A. Turner
しょっぱなからブギー・ファンク色の強いダンサブルな一曲。ベースラインとホーンセクションの絡みが絶妙で、フロア対応のグルーヴ。シャウト気味のヴォーカルとコール&レスポンスが印象的で、当時のブギーディスコの影響が色濃いです。
2. All My Love For You
作曲: T. Johnson
ファルセットが美しいミディアム・スウィートソウル。都会的なアレンジで、シンセとストリングスが絡むアーバンな音作り。ローライダー・ファンにも支持されるラヴバラードで、コレクターの間でも人気の高いトラック。
3. I Need Your Love
作曲: L. Harrison
軽快なギターカッティングとグルーヴィーなリズムが魅力のミッドテンポナンバー。スムースで洗練された男性ボーカルが都会的な印象を与える。モダンソウル・プレイリストの常連的存在。
4. Waiting On A Sign
作曲: T. Johnson, M. Howard
スローテンポで、幻想的なイントロとメロディが特徴的。キーボードとクラビネットの重なりが浮遊感を醸し出しており、切なさを帯びた歌詞が心に残る一曲。ストリングスのアレンジも美しい。
Side 2
1. Sittin’ On It
作曲: L. Harrison, A. Turner
アルバムのハイライトとも言えるタイトルトラック。8分以上に渡るロングトラックで、徐々に盛り上がっていく構成が秀逸。強靭なグルーヴ、粘りつくようなベースライン、エレクトリックピアノとホーンが絡み合い、モダンソウル~ブギーファン必聴のクラブトラック。
2. Answer
作曲: L. Harrison, W. Jackson, T. Johnson
深みのあるコード進行とメランコリックなメロディラインが印象的。アルバム中最も“泣き”要素の強い一曲。エモーショナルなボーカルが光り、スロウジャムとしても高評価。夜にぴったり。
3. I Need You Baby
作曲: L. Harrison, W. Jackson, T. Johnson
リズムはやや跳ね気味で、フックの効いたメロディラインが特徴。コーラスとの掛け合いも秀逸で、ダンサーにも向いた一曲。ブラスセクションがアクセントとなり、演奏の完成度も高い。
4. Strung Out On Your Love
作曲: L. Harrison, W. Jackson, T. Johnson
アルバムラストを飾る大作。7分以上のスロー~ミッドな展開で、ソウルの深みとR&Bの洗練を兼ね備えた名バラード。途中のインストパートではシンセとギターが主導する美しいサウンドスケープが広がる。

美品です。

Label: Tempus Records – TR-1001
Year: 1981
Genre: Modern Soul / Boogie / Sweet Soul

【英語原文】
Produced by Samuel Solomon, Jr.
Arranged by Lionel H. Harrison,
Willie L. Jackson, Tommy Johnson
Horns Arranged by Jesse Jones, Jr.
Associate Arr. (Horns) Melton S. Mustaga
Keyboards – Piano – Clavinet – Synthesizers
Arranged by Arthur L. Calder (SPEC’S)
Strings Arranged by Samuel Wilson III
All songs are published by
Upward Bound Music Company BMI
SPECIAL THANKS
Janet Glee / Female Vocalist
Michelle Lamb / Studio (set) Coordinator
L.C. Snead / Associate (M.L.)
Thomas Brown / Trumpeter
Tusson Thompson / Male Vocalist (background)
Willie V. Harvey, Jr. (Pres.) WVHJ Enterprises, Inc.
Recorded And Re-Mixed At
Studio Center Sound Recordings, Inc. | Miami, Fla.
Mastered: Miami Tapes, Inc.
Studio: Hialeah Gardens, Fla.
Graphics & Design: Ralph Williams
【日本語訳】
プロデュース: サミュエル・ソロモン・ジュニア
編曲:ライオネル・H・ハリソン
ウィリー・L・ジャクソン
トミー・ジョンソン
ホーンアレンジ: ジェシー・ジョーンズ・ジュニア
ホーン補佐アレンジ: メルトン・S・ムスタガ
キーボード(ピアノ・クラビネット・シンセサイザー):
アーサー・L・カルダー(SPEC’S)によるアレンジ
ストリングスアレンジ: サミュエル・ウィルソン3世
全楽曲の出版:アップワード・バウンド・ミュージック・カンパニー(BMI)
特別謝辞:ジャネット・グリー(女性ボーカル)
ミシェル・ラム(スタジオセット・コーディネーター)
L.C.スニード(アソシエイト)
トーマス・ブラウン(トランペッター)
タッソン・トンプソン(男性バックグラウンドボーカル)
ウィリー・V・ハーヴェイ・ジュニア(WVHJエンタープライズ社社長)
録音・リミックス:
スタジオ・センター・サウンド・レコーディングス(マイアミ、フロリダ州)
マスタリング: マイアミ・テープス社
スタジオ所在地: ハイアリア・ガーデンズ(フロリダ州)
デザイン: ラルフ・ウィリアムズ
このように、インディペンデントながら非常に丁寧でプロフェッショナルな制作体制が整っており、作品全体の完成度の高さにつながっています。特にマイアミの音楽文化圏のスタッフが多く参加している点が、このアルバムのモダンソウル+ブギー+スウィートの絶妙な融合を支えています。

プロモ盤になるとこの部分が白黒になります。

Produced by: SAMUEL SOLOMON Jr.
Horns Arr. by: JESSE JONES Jr.
℗ 1981 SUN-GLO RECORDS, Inc.
A Product of SUN-GLO RECORDS, Inc.
T-459
STEREO
Published by
Upward Bound Music BMI
Arranged by:
Lionel H. Harrison
Willie L. Jackson
Tommy Johnson
Assoc. Arr. (Horns):
Melton S. Mustafa
「SUN-GLO RECORDS, Inc.」のクレジットがあることから、TempusはSun-Gloの下部レーベルである可能性が高いと推察されます。また、アレンジとホーンワークのクレジットは、マイアミ・ソウルシーンのミュージシャンが関わっており、同地域のソウルやブギーの特色が濃く反映された内容です。


Tempusレーベルでのリリースですが、母体はSun-Glo Records Inc.(フロリダ州)。
編曲に名を連ねる人物は、マイアミやフロリダ・ソウルの中堅〜若手勢が多く、地元志向のインディペンデント作品ながらクオリティは一流。

なんと未使用のポスターまで。
しかし、このポスターは未使用が多い気がします。
インパクトはありますね。

パンチあります。
リシュー盤ではこちらをジャケットにしていました。
リシュー盤はこちらの面を裏面に採用していました。
下部にレーベルのロゴとSun-Glo Recordsのコピーライトも入ります。



さらにさらに、当時プロモーションで使用したであろうステッカーシールも付いていました。

ステッカーシールの裏はこんな感じです。
RIVAGEと同時期のものですが、付属品かどうかは定かではありません。
とはいえ、これはこれで今となっては珍しい物かと。

こちらも付いていました。
当時の雰囲気をこれだけでも感じ取れます。

来日した際のフライヤーですかね。

素晴らしいレコードです。
大切にしたいと思います。
