
入手困難度☆☆☆☆☆
リバースウィーブの入手困難度を☆5つで表していますが、今回のはその中でもトップレベルの個体を発掘しました。
間違いなく☆5つです。
前回は2023年にリバースウィーブのナイキパーカーに☆5つ付けて以来の貴重なリバースウィーブです。
横田基地か横浜米軍施設かどちらかと言っていましたが、ここでは横田基地として語らせていただきます。

こう見ると、シルエットは刺繍タグ期に類似していると思います。
刺繍タグ期がタタキタグ期に類似しているが正解なのですが、あまりにもタタキタグ期の絶対数が少ないのでこれまで、シルエットについて語られていませんでした。
他ではリバースウィーブのシルエットに対しての考察をしているのを見たことがなかったので
タタキタグ〜刺繍タグまで(1950年代〜1990年代)に細分化して考察してみました。
ちなみに個体差はありますので、絶対ではない事を事前にお伝えしておきます。
【リバースウィーブのシルエットについて】
タタキタグ初期タイプ
着丈は長め、身幅は狭めの横長シルエット。

タタキタグ中期〜最終期タイプ
着丈短め、身幅広めのボックス型シルエット。


単色タグ期初期〜前期タイプ
着丈短め、身幅広めのボックス型シルエット。

単色タグ後期タイプ
着丈は長め、身幅は狭めの横長シルエット。
※特にパーカーは着丈長め

トリコタグ期
着丈短め、身幅広めのボックス型シルエット。

刺繍タグ前期タイプ
着丈は長め、身幅は狭めの横長シルエット。

当時のファッションのスタイルによってシルエットが変わってきているのだと推測しています。

タタキタグ期のステンシルプリント、しかもバックプリントは探してもまず出てこないと思います。
『YOKO ATH』(YOKOTA ATHLETICの略称)
1960年代前半〜1969年頃はベトナム戦争真っ只中で、日本の横田基地にも在日米軍が多く駐在していた頃の横田基地の米軍専用スポーツウェア。
アメリカ本土ではなかなか見つからない個体で、日本で見つかる個体なのも納得です。
元々貴重ですが、歴史的な背景や資料としての価値もあり、リバースウィーブの中では特別な個体だと思います。

しかも腰リブにステンシルプリントで『L』が入ります。
この雑な入り方が逆に萌えます。

フロントは何も入らない無地になります。

ボディはオートミールボディ。

まだまだ着られるコンディションです。

アームと袖リブの繋ぎ目の雑さもある意味◎

腰リブの繋ぎ目のない、丸胴タイプ。

袖リブも概ね良好です。

この袖リブの繋ぎ目、むき出し仕様は、タタキタグ中期タイプ〜単色タグ初期前期タイプまでです。
この考察は以前、ブログでしていますが、相当マニアックです。

タタキタグ中期タイプ〜サイドステッチは4本針使用になりました。

これまでリバースウィーブのサイドステッチと腰リブの裏の繋ぎ目を見ていませんでしたが、もしかしたらここにも時代ごとに違いがあるかもしれないので撮りました。

タグは通称『タタキタグ』後期タイプ。
生地は100%コットン。
100%コットン生地のリバースウィーブはここまで。
それ以降は90%コットン10%ポリエステルの生地になります。
このタタキタグから『RN26094』が入るようになります。

今回のリバースウィーブは語り継がれる歴史的なリバースウィーブとして、日本で保管しときたい逸品だと自負しています。