
入手困難度☆☆☆☆
20代の頃から探していたレコードを遂に入手しました。
内容も素晴らしいですが、このジャケットのデザイン、カッコイイです。
古さも感じさせません。
バハマ諸島出身のメンバーが奏でる、カリビアンな雰囲気とソウルとファンクがちょうど良く混ざり合った名盤だと自負しています。
ノリノリな曲もありますが、落ち着いた曲もあり、まさに最近の追い求めている、アルバム通して聴けるレコードです。

ジャケット裏にはバンドメンバーの姿が見えます。

もう少し、どこか良い場所があったのでは?と思いたくなる程、謎な場所で撮影。
真ん中の方は1970年代らしい、襟の大きめなシャツやフレアデニムを装着しています。
右側の2人はバハマ諸島スタイル的なファッションな気がします。帽子も含めて。
1番左側の方はフレアの赤パンツに柄シャツ(こちらも70'sらしい大きめの襟が特徴的です)を着た1970年代らしい洋装です。

■ トラックリスト
Side One
SUPER WOMAN(3:20)
作:T. Randazzo / V. Pike / R. Joyce / I. Koster
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc.(BMI)
TRIP TO NOWHERE(2:50)
作:T. Randazzo / V. Pike / C. Collins
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc.(BMI)
JAMAICA(2:00)
作:T. Randazzo / V. Pike / A. Resnick
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc.(BMI)
I’VE GOT THE NEWS(3:00)
作:R. Munnings
出版社:Tammi Music(BMI)
FALLING APART AT THE SEAMS(2:50)
作:T. Randazzo / V. Pike / S. Mozian
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc.(BMI)
Side Two
THAT’S WHAT I GET(2:50)
作:T. Randazzo / V. Pike / R. Joyce
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc.(BMI)
BLUES TRAIN(3:10)
作:T. Randazzo / V. Pike / S. Mozian
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc.(BMI)
JUMP IN THE WATER(4:00)
作:T. Randazzo / F. Munnings
出版社:Razzle Dazzle Music, Inc. / Tammi Music(BMI)
BAHAMIAN BOOGIE(4:20)
作:F. Munnings / R. Munnings / L. Munnings / P. Humes / R. Pinder
出版社:Tammi Music(BMI)
■ バンドメンバー(Beginning Of The End)
Raphael (Ray) Munnings
オルガン / リードボーカル
Leroy (Roy) Munnings
ギター(1 & 2)
Frank (Bud) Munnings
ドラム / パーカッション
Peter (Pete) Humes
ベース
Rudolph (Rudy) Pinder
コンガ / パーカッション
■ ホーンセクション
Danny Styles
Irvin Markowitz
Dominick Gravine
John Frock
Clarence Collins(タンバリン)
■ バックボーカル
Clarence Collins
Victoria Pike
Teddy Randazzo
Iran Koster
Raphael Munnings
■ 追加演奏・制作
Piano / ARP / Moog Synthesizer:Teddy Randazzo
Horn Arrangements:Teddy Randazzo
Musical Arrangements:Teddy Randazzo
※ただし以下は例外
「I’ve Got News」「Jump In The Water」「Bahamian Boogie」
→ Beginning Of The End + Teddy Randazzo
■ プロダクション
Producer:Teddy Randazzo
Co-Producer:Beginning Of The End
Executive Producer:Monty D. Hundley
■ リリース情報
℗ 1976 T.K. Productions, Inc.
© 1976 T.K. Productions, Inc.
配給:T.K. Productions, Inc.
住所:495 S.E. 10th Court, Hialeah, Florida 33010
こちらがオリジナル盤の溝↓
ちなみにこちらのレコードは復刻もされています。
昨今の某オークションや某フリマサイトでは、復刻をまるでオリジナルのような価格で販売しています。
間違えて復刻をオリジナルと思い購入しない為に、オリジナルと復刻の違いをお伝えします。
レコードの内側の溝が画像では2重になっているのが分かりますでしょうか。
そして復刻盤はこちら↓

溝が1重のみなのが分かりますでしょうか。
悪質な時はここが分からないようにレコード盤の画像を載せない出品者もいますので、くれぐれも高額で復刻盤を購入しないように気をつけてください。
それでは一曲毎に解説していきたいと思います。
SIDE A
1. Super Woman
アルバムの導入曲。
軽快なカリブ系ファンク。
途中にパーカッションからドラムブレイクもあります。
雰囲気は
Miami funk+Bahamas groove。
アルバムの「南国ファンク」感を最初に提示する大変カッコイイ曲です。
2. Trip to Nowhere
少し落ち着いたメロウファンク/ソウル。
何度聴いても心地よく意外とスルメ曲。
アルバムの中では比較的ソウル寄り。
3. Jamaica
今だったら、電子音で自然の波の音も容易く出せるかと思いますが、1976年当時は、いかに自然音である『波』の音を電子音で出せるかを挑戦しているように、私には聞こえます。
今聴くと、それが逆に良い意味でチープでカッコよく聞こえます。
カリブ色の強い曲。
ティンパニーを終始使用したカリブ色の強い一曲。
バハマ出身バンドのアイデンティティがはっきり出ています。
ちなみに、ブルーハーツの『ラブレター』の始まりと大変似ており、もしかすると、この曲に影響を受けているかもしれません。
そして、PVを観ても、カリブ海で歌っています。
是非、聴き比べてください。
4. I’ve Got the News
ファンキーなギターから管楽器が入り、ボーカルとシンセサイザーが入る構成です。
文句無しのカッコイイ曲です。
5. Falling Apart at the Seams
ミッドテンポのソウルがまた、カッコイイです。
パーカッションとハンドクラップが心地良し。
SIDE Aを落ち着いた雰囲気で締める曲。
今のところ全てカッコイイ曲です。

SIDE B
6. That’s What I Get
ブラックムービー挿入歌的長尺ファンク。
ソウルフルなフルートがカッコイイです。
まるで当時のブラックムービーの挿入歌のような雰囲気もあります。
この曲もカッコイイです。
7. BLUESTRAIN
最初の入り方が先ずカッコイイです。
あまり聴いたことのないような入り方です。
心地良い遠くから聞こえるシンセサイザー音とパーカッションと柔らかいフルートの音色が相まって気持ち良く穏やかな気持ちにさせてくれます。
8. Jump in the Water
BLUESTRAINとは打って変わり、ファンキーなギターと激しいボーカルから始まり、途中からパーカッションと管楽器隊が加わる、ファンキーな一曲です。
終わりがけのパーカッションブレイクも◎。
タイトル通り
海に飛び込むような開放感。
南国ファンクらしいグルーヴ。
9. Bahama Boogie
アルバムの締め。
初めのベース、そしてギターと入り、シンセサイザー音とカリブのリズムが織りなす唯一無二な一曲です。
縦横無尽なシンセサイザー音が意外と心地よく聴こえるのは何ででしょうか。
最もカリブの空気が濃い曲ですが、飽きのこない編曲が素晴らしいです。
この最後の曲をおすすめする方も多いのは納得です。
最後の最後まで飽きさせない、素晴らしいアルバムだと思います。
内容はバハマのリズムとマイアミソウルとファンクが融合した唯一無二アルバムです。
ちなみに、Discogs情報では、このアルバムにはボブ・マーリー氏も参加していたようです。
最後に改めてジャケットのカッコ良さを

この女性の斬新な服装も素晴らしいです。
この上着、よく観るとボタンも何も付いていなく、間にはスパンコールのようなのが横縞に入っており、袖先を自身で結ぼうとしているようにも見えます。
70年代ブラックカルチャーの象徴的デザインで大変カッコイイです。