今回ご紹介するのはビンテージのBIG SMITH ジャケットです。
タグは通称『白タグ』後期タイプ。
白タグは1930年代〜1950年代まで。
今回の白タグは1950年代の特徴であるBIG SMITHの下に『SANFORIZED』が刺繍されております。
ご参考として
こちらの『白タグ』は1930年代。
通称『白タグ』最初期タイプ。
※BIGSMITHの下段に『SHRUNK』の文字。
こちらの『白タグ』は1940年代。
通称『白タグ』前期タイプ。
※BIGSMITHの下段に『MADE』。
襟とフロントポケット上部に茶色のコーデュロイを使用した大変珍しいジャケットです。
襟元には茶色のコーデュロイ生地を使用。
シンプルな胸ポケット。
激しい縦落ち期待の予感。
下部に付いた両ポケット蓋には茶色のコーデュロイ生地を使用。
サイドに付いたウエストを調節する金具にも凝った装飾が施されております。
当時のアメリカの拘りを感じさせる1着です。
裏地はフカフカの生地が使われております。
素材はおそらくウールを使用。
ボタン裏リベットは銅製。
さらに今回の発掘品は
Lightning A rchives『VINTAGE WORKWEAR』のお品になります。
と、言うのもある日なんとなくBIGSMITHを見てみると
まさかの内タグの取れ方も全く同様のお品でした。
雑誌に掲載されたビンテージを遂に手に入れてしまいました。
しかも偶然。
こんな嬉しいことはないです。
ビンテージを探し求めているといつか出会える。
レコードと同じですね。
