素晴らしいスペシャルなウェスタンシャツを発掘しました。
撮り直してみるとより色合いの良さが際立ちました。
それではご紹介していきたいと思います。
ほとんど使用感がないことに驚きます。
当時はシャツをズボンにインしていたので着丈は長めのシルエットになっています。
配色がとても良いです。
古着屋さんで見つけた時はタグを見る前からこれは欲しいと直感した逸品です。
さらにタグをみてびっくり、リーバイスでした。
襟はシングルステッチで大きめで弧を描く湾曲した形状をしています。
この襟の形状は1940年代の特徴です。
たまに1950年代初頭にもこの襟の形状は存在します。
どこを撮ってもカッコよく撮れます。
素晴らしいです。
ボタンはかなり小さく素材は尿素ボタンだと思われます。
黒尿素ボタンです。
袖には連続して3つ豪華に付いております。
さらにその上にももう一つボタンが付きます。
美しいスペシャルビンテージです。
サイズもよくサイズ表記があれば16〜16ハーフくらいでしょうか。
着丈80cm
身幅55cm
肩幅44cm
袖丈60cm
後ろ姿も抜群にカッコいいです。
観ると中心に上から絞り(タック)のような縫製なっております。
正式名称は『インバーテッドプリーツ』と言うようです。
昔のテーラードのジャケットやシャツに見られるディテールだと判明しました。
嗚呼カッコイイ。
色合いが最高なんです。
実物はさらにオーラがあります。
畳んでもカッコイイです。
袖口もノーダメージです。
タグは通称『ショートホーン』中央タイプです。
時代は1940年代〜1950年代初頭です。
ちなみにロングホーンタグは1930年代〜1940年代初頭と言われています。
最後にチェックの色を何色使われているのか調べてみました。
①アイボリー(象牙色)
②グリーン
③ブルー
④レッド
⑤ブラック
以上5色をうまく織り合わせて抜群の配色にしています。
1940年代の大変素晴らしいウェスタンシャツでした。
受け継ぐ気持ちで大切にしたいと思います。