チャンピオンリバースウィーブトリコタグとは
1981年〜1989年の9年間リバースウィーブのタグは3色(白、青、赤)でプリントされたことからトリコロールカラータグ、略して『トリコタグ』と言われようになりました。
※プリントタグとも呼ばれたりしますが、それだと単色タグもプリントなので、ここではトリコタグと言います。
さらにトリコタグを細分化していきます。
トリコタグ(前期・中期・後期)3タイプについて
トリコタグは年代によってプリントが少しずつ変化していきます。
【1981年〜1983年 3年間】
前期タイプの特徴
①生地配合率
グレーボディ
82%コットン12%アクリル6%レーヨン
グレーボディ以外
90%コットン10%アクリル
②MADE IN USAのプリント位置
前期タイプのみ裏面に入る。
③レジスターマークの位置
『C』の近くと『E』の近く、左右に®️が付く。
④洗濯時の注意事項タグの有無
前期タイプは無い。
※極稀に前期タイプでも2枚タグもあります。
おそらく中期タイプへの移行期ではないかと思われます。
【1983年〜1985年 3年間】
中期タイプの特徴
①生地配合率
グレーボディ1
90%コットン10%アクリル
グレーボディ2
89%コットン8%アクリル3%レーヨン
グレーボディ以外
90%コットン10%アクリル
②MADE IN USAのプリント位置
中期タイプから表面に入る。
③レジスターマークの位置
前期タイプ同様、左右に®️が付く。
④洗濯時の注意事項タグの有無
中期タイプから付きます。
【1985年〜1989年 5年間】
後期タイプの特徴
①生地配合率
グレーボディ
89%コットン8%アクリル3%レーヨン
グレーボディ以外
90%コットン10%アクリル
②MADE IN USAの位置
中期タイプ同様、表面に入る。
③レジスターマークの位置
Championの『n』の近くとREVERSE WEAVEの『E』の近くに®️が付き縦に並んで入る。
④洗濯時の注意事項タグの有無
後期タイプも付きます。
ここからはトリコタグ中期タイプと後期タイプの判別根拠を2点ご説明したいと思います。
【トリコタグ中期タイプ・後期タイプ判別の根拠】
①®️マークの位置が中期タイプは左右、後期タイプから縦に並んで入ります。
1989年からトリコタグから刺繍タグに変わり®️マークの位置はそのまま縦に並んで刺繍されている為、トリコタグ後期タイプの特徴を刺繍タグも引き継いでいることが根拠となります。
②1989年からトリコタグから刺繍タグに変わりますが初期の刺繍タグには洗濯時の注意事項タグが付いている為、トリコタグ後期タイプまで2枚タグが使われた根拠になると思います。
以上がトリコタグ3タイプの判別方法や特徴でした。