入手困難度☆☆☆
久しぶりにリバースウィーブのタタキタグオリジナルを発掘しました。
状態よく、デザインも良いタタキタグ期のものは皆さん手放したくないのでなかなか出てきません。
今回のタタキタグはそんな1着です。
この雰囲気は単色タグ期には無いタタキタグならではです。
それではご紹介したいと思います。
シルエットとしては着丈は短めで身幅はしっかりあるいわゆるボックス型です。
アームも単色タグ初期や前期のような細さはなくどちらかと言うとトリコタグ期に近いかもしれません。
オートミールボディに黒染み込みプリント、3段アーチカプセルナンバー『XL・133』と文句無しにカッコイイです。
雰囲気抜群です。
今から約60年前のスウェット。
既に完成されたスウェットです。
首元ノーダメージ。
素晴らしいです。
豆知識
タタキタグ期でもサイドの縫製が前期タイプのみダブルステッチ仕様でそれ以降は全て4本針仕様になります。
タタキタグが付いていなくてもここだけである程度の年代が分かります。
ちなみに今回のものはタタキタグ後期タイプなので4本針仕様です。
良いデザインです。
タグは通称『タタキタグ』後期タイプです。
年代は1960年代半ば〜1967年まで。
生地は100%コットン。
※これ以降は消防法改正により100%コットンのスウェットはアメリカからなくなります。
そう言う意味合いからでも貴重です。
XLサイズは本当に希少です。
状態の良さが分かりますでしょうか。
シミはありますが生地は弱っていません。
腰リブは胴筒仕様。
袖リブはタタキタグ前期までは胴筒仕様で、今回はこのような仕様です。
オートミールボディはこの時期ならではで雰囲気あります。
古着屋さんで販売する際は間違いなく入荷日に現れる個体だと思います。
素晴らしいリバースウィーブでした。
大切に保管します。