入手困難度☆☆☆
奇跡の同時2着発掘の残りの1着です。
フロント全体
ワークパンツのシルエットの特徴がよく表れています。
フロント拡大
大変濃いデニム生地です。
間違いなく良い色落ちをします。
トップボタン
珍しく『POWR HOUSE』刻印では無いです。
大戦モデルなら分かりますが、何故この時代に自社ボタンが有りながらこのタイプを取り付けたのでしょうか。
謎です。
コインポケット
前回ご紹介したものと同様の仕様です。
検品者番号札(紙)
前回のデッドストックにも同様の紙が入っていましたが、マニアックな事を言うと、『11』のフォントが前回と違います。
フロントジッパー
『GRIPPER ZIPPER』
このタイプのジッパーは1950年代〜1960年代のみ使用されていました。
年代特徴
・1950年代は片ヅメ仕様。
・1960年代は両ヅメ仕様。
※今回のは両ヅメ仕様でした。
バックジッパー
両ヅメ仕様
デッドストックなのでピッカピカです。
トップボタン裏
前回同様、『K 5』
拡大
リーバイス同様で工場ナンバーでしょうか。
バック全体
ズドンとしたフォルムが良いです。
バック拡大
真紺です。
タタキタグ
初めに話していたことですが、タグの色違いがパワーハウスには存在します。
先ずはこの黄タグ。
次に青タグ。
最後に赤タグ
何故3色のタグを作ったのでしょうか。
また、今後写真で比較してみたいと思います。
フラッシャー
『DUNGRAREE』とは
ダンガリー は、ヒンディ語の dungrī に由来し、欧米では1605年ないし1615年から使われている歴史的な用語で、粗く厚手に四つ綾で綾織された木綿の布を指し、多くの場合は青く染められています。
天然インディゴで染色した木綿の糸を綾織にしたものをいわゆるDUNGRAREE(デニム)といいます。
『VATDYE DENIM』とは
バットダイドデニムは緯糸、経糸ともに糸の芯までしっかりと染め上げられているのが特徴。
芯まで染めている事によって褪色がしづらく、通常のインディゴデニムよりも深みの強いカラーリングとなっています。
紺色というよりも藍色と表現した方がイメージが湧く、綺麗な色味です。
通常のデニムよりきめ細く織られた11ozの生地となっています。
デッドストックの証タグ
RN 16119
生地配合率
83%コットン17%ナイロン
※初めて見た配合率です。
W36×L30
赤いカンヌキ仕様が良いです。
ベルトループ
こちらもカンヌキは赤色仕様。
共に素晴らしいワークデニムパンツでした。