入手困難度☆☆☆
久しぶりに大戦モデルのカバーオールを発掘しました。
しかも真紺です。
約80年前のカバーオールとは思えない状態の良さ、色の濃さです。
丸みを帯びたポケットが可愛いです。
左右非対称の胸ポケットの左側だけスナップボタンになっており、ここのボタンのみ周りに装飾と『SANFORIZED』が刻印されています。
インディゴブルーの濃さが十分伝わるかと思います。
襟はブラック100%綿糸を使用しています。
シングルステッチ仕様です。
月桂樹ボタンです。
着用感少ないためピッカピカです。
拡大
『SANFORIZED』とは
サンフォライズドという防縮加工の事で、生地に一定の水分を与え、加工機により強制的に収縮させながら安定化させるという手法です。 1928年にアメリカのSanfordさんが発明したので、SANFORIZEDと名付けられました。
観るとボタン周りに装飾がされています。
袖口の月桂樹ボタン。
とにかくインディゴブルーが美しいです。
台襟が付いていますのでかなり古いです。
耳は付いていませんでした。
内タグが付いていました。
おそらく洗濯の注意事項が書かれていると思われます。
後ろ姿
珍しいポイント①
大抵のものは後ろに繋ぎ目があるのですが、こちらは1枚生地を使用しております。
珍しいです。
袖口ノーダメージです。
珍しいポイント②
縫い目が大戦モデルだとダブルステッチだったり、それ以降だとトリプルステッチが多いのですが、こちらは全て内縫仕様です。
綿糸はほとんど白い糸を使用しており、デニムとの相性もバツグンです。
黒に近いインディゴブルーなので色落ちが楽しみな1着です。