久しぶりにリーバイス501ダブルネームを見つけました。
501のダブルネームをご紹介するのはこちらを合わせて3つ目です。
いかに貴重でいかに出てこないかが窺えます。
トップボタン裏はこれまで『J』と『E』の2種類をご紹介してきました。
そして今回のトップボタン裏は『J』でした。
本音を言うと『W』や『K』をご紹介したかったのですがそれはまた次の機会にとっておきます。
紙パッチのWネームもまだハッキリと確認出来ます。
マニアックな話ですが、トップボタン裏Jのダブルネームは『WPL 423』が紙パッチの左側に印刷されています。
※過去の501ダブルネーム徹底比較に詳細をご紹介していますのでよろしければそちらもご覧下さい。
紙パッチ全体写真。
濃紺のダブルネームはテンションが上がります。
綺麗にヒゲが入っています。
もっと拡大してみると分かりますが、明らかにビッグE期の色落ちの仕方では無く501XX期の色落ちの仕方とわかります。
また、色もドス黒く感じます。
セルビッチ(赤耳)の赤色がまだ若干ですが確認出来ます。
まさに状態が良い証拠です。
また、チェーンステッチも当時のイエローステッチ(綿糸)です。
後ろ姿ももちろん濃紺です。
アーキュエイトステッチは幅広のイエローステッチ。
赤タブはクルッと丸くなるレーヨン生地を使用したタイプで『V』は不均等です。
※もう一つ所有している501ダブルネームは均等V。
裏返した後ろ姿。
一切リペアなし。
裏返したフロント。
こちらも一切リペアなし。
トップボタン裏『J』。
501 ダブルネームトップボタン裏は『J』と『E』と『W』と『K』の4種類あり、それぞれに特徴があります。
また、入手出来ればご紹介したいと思います。
Vステッチの腰上部シングルステッチ仕様です。
改めてビッグE期の後期には無いドス黒いインディゴです。
トップボタンも中心が盛り上がったタイプ。
W42なのでボタンは6つ。
トップボタン以下全て足長『R』。
ボタンホールも解れ無い状態です。
トップボタン裏『J』の特徴としてダブルネームでもズレカンヌキでは無いです。
ちなみにトップボタン裏『E』はカンヌキがズレていました。
コインポケット裏は嬉しい赤耳。
裾のアタリが非常に美しいです。
このアタリの出方も501XXと同様です。
生地感だけはどうしても写真では伝えることがが出来ないので難しいですが、501ダブルネームトップボタン裏『J』は501XXの生地感と限り無く近いと断定できます。
裏地のザラついた感じがほぼ同じです。
ただし、オリジナルの55モデルや47モデルになってくるとさらにザラついたしっかりとした生地感になのであくまでも55モデル以降の501XXタイプと比較してと言うことになります。
近いうちに徹底比較シリーズで501ダブルネームトップボタン裏『J』をしたいと思います。