リーバイス501 赤耳モデルを発掘しました。
しかも今回も66モデル後期との移行期です。
少し面白いディテールなのでご覧ください。
赤耳
裾はオリジナルチェーンステッチ。
紙パッチは取れてました。
赤タブは赤耳モデルならではのプリント仕様。
トップボタン裏
トップボタン裏『558』
524や555は比較的よく見かけますが558はあまり見ません。
リベット
リベット周りに細い枠が2重3重あります。
こちらが赤耳モデルのリベットです。
しかし、今回の赤耳モデルはリベットが2種類が混じった珍しい仕様です。
こちらのリベットは1962年のビックE期〜1981年までの66モデル前期、後期に付いていたリベットです。
おそらく66モデルからの移行期に作られた為、リベットがまだ66モデルのリベットが余っており使用したのではと推測しました。
内タグ
製造年月
1981年12月
トップボタン裏『558』
様々なリーバイス特集雑誌を拝見すると66モデル後期は1981年まで、赤耳モデルは1982年からと記載されていますが、実は1981年でも赤耳モデルは存在していたことが判明しました。
また、赤タブもリーバイス特集雑誌に資料によると1982年から赤タブはプリントに。
しかし今回のモデルは1981年ですが赤タブはプリント仕様なので定説とはこちらでも異なります。
W33 L33
収縮率10%は赤耳モデル〜現行モデルまで。
※66モデル前期・後期は8%です。
微々たる変化ですが色落ちが赤耳モデルよりも濃淡の有るような気もします。