1728 発掘 トリコタグ 初期タイプ チャンピオン リバースウィーブ 80's Champion reverse weave US.NAVY

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入手困難度☆☆☆

 

今回、発掘したリバースウィーブは見た目はシルエットからトリコタグ期のNAVYものかなと思うだけですが、実は初見の『トリコタグ初期タイプ』です。

 

なかなかNAVYもののトリコタグ初期タイプはお目にかかれないのでじっくりとご紹介していきたいと思います。

 


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トリコタグ期初期タイプなので生地感もシルエットも単色タグ期に類似していると思いきやしっかりトリコタグ期の生地感、シルエットでした。

 

もしかすると、トリコタグ前期タイプへの過渡期に出来た個体なのかもしれません。

 


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但し、染み込みのブルーは淡い染み込みプリントで雰囲気は抜群です。

 

※このNAVYものの染み込みプリントも2種類存在すると考えており、今回のようなブルーがかった染み込みプリントともう一つはもっと濃いネイビーがかった染み込みプリントがあります。

 

この染み込みプリントについては単色タグ期から存在します。


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首リブノーダメージ。

 


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個人的にはネイビーがかった染み込みプリントより今回のようなブルーがかった染み込みプリントの方がより雰囲気があるというか生地とプリントが馴染んでいるように感じます。

 

 

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NAVYものは中心にズレなくプリントするのが難しいのかズレているものをしばしば拝見しますが今回のはしっかり中心に鎮座しておりズレていませんでした。

地味に嬉しいところですね。

 


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状態の良さが伝わるでしょうか。

 

 


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袖リブ入り口ノーダメージ。

 


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腰リブは胴筒仕様ではなく繋ぎ目あるタイプでした。

※トリコタグ初期タイプにも2パターンあります。

(胴筒仕様と繋ぎ目仕様)

 

今回の個体は腰リブ裏にナンバリングが入っていました。

 

このナンバリングは個人ナンバーを表しており、首元の表面に記載してあったりします。

 

 

この↓タグはトリコタグでは1番希少です。
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タグは通称『トリコタグ』初期タイプです。

 

生地配合率

82%コットン12%アクリル6%レーヨン

 

※この生地配合率はトリコタグではグレーボディの初期タイプしかありません。

 

そしてタグの表に『MADE IN USA』は入っていません。これもトリコタグ期ではこのタグのみです。

 

正直、単色タグ期のタグよりも絶対数は少ないと思います。


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タグ裏に『MADE IN USA』プリント。

 

 


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リバースウィーブの染み込みプリントNAVYものはなんぼあっても良いと思う今日この頃でした。