存在自体は認知していましたが実物を手に取るのは初めてです。
じっくりと考察していきたいと思います。
先ずは正面から青耳にも関わらず8割も色残りある事にびっくりする程状態も良好です。
前オーナーさんに感謝です。
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色合い自体は赤耳モデルと変わりないかと思います。
後ろもまだまだ色残りあります。
ポケットは金カンヌキ仕様。
ハチマルモデルへの移行期にあたります。
赤タブは赤耳モデル特有のプリントでした。
紙パッチは残念ながら印字は全て消えて読み取れませんが実寸でW35cmインチ、L 31インチといわゆるゴールデンサイズです。
紙パッチも青耳だからと言って、トップボタン裏『16』のような特殊なディテールはありません。
そしてこちらが幻の青耳です。
よくみると、赤いラインもあります。
という事は青耳もあり、赤耳もあるという事になります。
これはこれで珍しいものです。
もしかすると世間で青耳と言われる物は全て青耳&赤耳モデルではないでしょうか。
どちらにせよ、大変珍しい希少種に間違いありません。
因みに比較し易いように赤耳と青耳の画像を編集しました。
どう違うか確認できます。
明らかに違うのが分かるかと思います。
裏返してもリペアもない状態です。
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青耳がしっかりと開いています。
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こちらの耳裏は紺色のシングルステッチでした。
耳裏は紺色のチェーンステッチ仕様でした。
トップボタン裏『555』
バレンシア工場にて製造されていた個体です。
内タグは赤耳モデル最終のタグです。
印字は読み取れませんでした。
ここからは私の推測
赤耳モデルからハチマルモデルへの移行期なので、バレンシア工場に赤耳用の生地が無くなり、最後の最後に特殊な青耳用の生地を使用したのかもしれません。
※あくまで推測なのでお分かりになる方は是非教えてください。
ロールアップした際にこの青耳が見えると、見た人はリーバイスとは思わないかもしれないですね。
その辺も逆に良いところです。