1950年代〜1960年代のヘラクレスビンテージチノパンを発掘しました!!
フラッシャーや新品のタグも全て揃ったデッドストックです。
それではご紹介していきたいと思います。
当時のワークパンツならではで太めです。
100%コットンなので厚めのガシッとした肉厚な生地感です。
そして裾は折り返しになってます。
フラッシャーも付いているのが嬉しいです。
フラッシャーを和訳してみました。
シアーズ限定のマウンテンクロス。
しっかりと織られたすべて上質な綿糸を使用。
日々の厳しい動きに耐える頑丈な生地で裂け目ひっかかりに強い。
Sanforized 生地の最大収縮率 1%
ウエストにスナップ留めのジッパーフライ。
ポケットの底部 3 分の 1 に多くの糸が織り込まれた強化されたボートセール ドリル ポケットが採用。
余分な強度と摩耗のために • 簡単で快適なプロポーションフィットです。
太めのシルエットがカッコイイです。
まさにワークですね。
バックポケットの作りも凝っています。
腰に新品のタグが付いています。
アップすると、、、
生地の収縮率のこととサイズとシアーズ限定品と記載されています。
サイズはW38 L29
オリジナルレングスが29インチなのが嬉しいです。
バックポケットのボタンは尿素ボタン仕様です。
最近は尿素ボタン仕様だとテンション上がります。
トップボタンはヘラクレスと打ち込まれています。
太めで股下短めはなかなか無い逸品ではないでしょうか。
カッコイイです。
後ろにフラッシャーが付いています。
バックポケットの片方だけボタン仕様です。
トップボタン裏『無刻印』。
裏地には連続模様で『SANFORIZED』とプリントされています。
ジッパーは『GRIPPER ZIPPER』です。
このジッパーが付いているだけでテンションが上がります。
ジッパー裏は両ヅメ仕様なのでおそらく1950年代後半から1960年代です。
『SANFORIZED』
防縮加工を施した布
内側にはタタキタグが付いていました。
また、何やらポケットに多くプリントされていたので調べました。
下記をご覧ください。
『ポケットの3分の1はさらに強い生地で細かく織られた強い生地です。』と記載されています。
『MOUNTAIN CLOTH(マウンテンクロス)』
アメリカ陸軍の山岳部隊用に開発された生地で、1950年代初期からは米国の大手百貨店シアーズ・ローバック社のカタログなどでも扱われるようになりました。
長繊維のコーマ糸を双糸使い(二本撚り)で織り上げたサテン生地であるため耐久性が高く、ミリタリー由来の生地らしい特徴を持ちます。
股下の縫製は古いパンツにあるディテールです。
アメリカ製
ベルトループは大変太いです。
大変見どころ、語りどころの多い素晴らしいワークチノパンでした。