今回はこれまでご紹介してきたビンテージのジッパーのみを編集してみました。
古いジッパーは1930年代のもあります。
昔はジッパーメーカーも沢山あり、犇めき合っていたのですが、資本主義の原理より次々に淘汰され今では大半が『YKK』になってしまいました。
『YKK』がいけないわけではないのですが、どうも味気なく感じてしまいます。
例えばリーバイス551ZXXと505のダブルネームのみに使用されていたスコービル社によるジッパーブランドの先細型『ZIPPER GRIPPER』はとても作りが細かく、形も特殊で非常に魅力を感じます。
1960年代『リーバイス551ZXX505ダブルネーム』
また、『CONMAR』は1960年代に既に製造会社が倒産し姿を消しますが、そのジッパーを見つけると気持ちが高ぶります。
ちなみに『CONMAR』の使用している有名なモデルはUS ARMYの『M-51』に使用されています。
1950年代『M-51』
1930年代『リーバイスビンテージデニムジャケット』
最後にジッパーブランドで見つけて嬉しいのは、『C&C』です。
1970年代アウトドアブランド(L.L.BEANやノースフェイス、KELTYなどなど)がこぞって使用していました。
ダントツこの時期以降アウトドアブランドは『YKK』が多くなるので、『C&C』を見つけると、やはり気持ちが高ぶります。
1970年代『ノースフェイス』
1970年代『KELTY』
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