今回ご紹介するのはリーバイス505の珍品66モデル前期タイプです。
詳細は言えませんが紙パッチの505 0217の上のスタンプのフォントを見てください。
実はトップボタン裏『16』だけスタンプのフォントが違います。
濃紺
濃紺
赤タブ『スモールe』
バックポケット裏『シングルステッチ』
コインポケット裏『シングルステッチ』
イエロー綿糸使用
トップボタン裏『16』
リーバイスの中で最も謎に包まれたモデル。
紙パッチの縫製糸はイエロー綿糸使用
ジッパー『SCOVILL』
1980年代前半までは505は『TALON42』を大半は使用していましたが、稀に『SCOVILL』を使用するものもあります。トップボタン裏『16』はSCOVILLを使用する可能性が高いです。
内タグもトップボタン裏『16』だけ文字の配置が異なっています。
内タグの右側を確認すると2段目に『16』と記載、これがトップボタン裏の数字を表しています。
また、右側の3段目に『75』と記載、これが年代を、表しており1975年製造とわかります。
コインポケットの縫製糸は全てイエロー綿糸
※裏の『シングルステッチ』もイエロー綿糸を使用しています。
トップボタン裏『16』はひと昔前のデニム生地を使用している為かドス黒いインディゴに見えます。
裾はオリジナルのチェーンステッチ
505の66モデル前期タイプですがトップボタン裏『16』のみ、股割りの裏を捲ると両方とも『シングルステッチ』仕様です。
※トップボタン裏『16』以外の505の66モデルは基本的に股割りでも赤耳でも『シングルステッチ』×『チェーンステッチ』仕様です。
ポケットの縫製糸も全てイエロー綿糸
感覚的になりますが、66モデル前期よりも505ビッグE期の生地感に近いように思います。